今年度の幼稚園生活が始まり、3週間ほどが経ちました。例年、初めての集団生活で不安から泣いている子どもが複数人おり、その不安感を他の子どもたちも感じ取ってしまい、クラス全体が落ち着かない様子がありますが、今年度は既に園生活に慣れている満3歳児クラスから進級している子どもたちもいるためか、園全体が安定しているように感じます。遊びやクラス活動をする際に“安心感”は子どもたちが積極的に主体的に学ぶうえで重要な土台となりますので、これからも職員と共に意識していきたいと思います。
さて、先日ある年長児が「じゃんけん大会をしたい」と話に来てくれました。そこから、「どんなじゃんけん大会にしたい?」と尋ねると、自分のイメージしたものを沢山話してくれて、そこに他の子どもも交じりながら盛り上がる場面がありました。大人でもそうですが、自分自身が発案計画し、実行して実現できた経験は人に指示されて実現できた時よりも“達成感“の度合いが違います。この達成感はこれから何かを取り組む際の意欲として重要な学びの一つです。その過程の中でも沢山の学びがありますので、後日、保護者ページにその様子をアップしたいと思っていますので、是非ご覧ください。
園長 永井 嘉明